会報より(セレクション)

薬袋奈美子さん講演 「生活道路を生活の場にする“ボンエルフ”を日本にも」

※本記事は会報「クルマ社会を問い直す」112号(2023年6月発行)に掲載されたものをウェブ公開用に再編集したものです。 2023年4月15日、日本女子大学教授の薬袋奈美子さんによる講演会「生活道路を生活の場にする“ボンエルフ”を日本にも」を開催しました。薬袋さんは東京都品川区の会場にお越しくださり...

図表でみるクルマ社会の変化(2020.9)

図表でみるクルマ社会の変化 目次 Ⅰ.交通事件(事故)状況 Ⅱ.道路交通状況 Ⅲ.公共交通・貨物輸送 Ⅳ.環境への影響 Ⅴ.交通犯罪と刑罰 ここには、主に平成年間を中心としたクルマ社会の変化を、国が発行する白書などをもとに、交通事故(事件)、道路状況、公共交通などいくつかの観点で図表に表してみました...

論文 グルメ列車を通した地方鉄道の活性化への模索

 地方の鉄道衰退問題について、運輸評論家で各地の鉄道事情に詳しい会員の堀内重人さんに、原稿執筆をお願いしました。 論文 グルメ列車を通した地方鉄道の活性化への模索 堀内重人(運輸評論家) はじめに  地方鉄道の置かれた状況は、非常に厳しいものがある。少子高齢化や過疎化の進展に加え、人口減少なども加わ...

八王子市の「歩車分離信号要望署名」ご協力のお礼とご報告

 会報97号に同封の別刷りプリントでお伝えしましたが、東京都八王子市の「高尾・浅川地域のまちづくりを考える会」(以下、「考える会」)が昨年夏頃から、東浅川交差点の歩車分離信号化の要望署名活動に取り組んでおり、本会も共同呼びかけ団体となりました。そこで、皆さまにも署名用紙を同封してご協力をお願いいたし...

世界道路交通被害者の日2019・東京集会を行いました

 元号が令和となった2019年、毎年恒例としている世界道路交通被害者の日の追悼行事を都内でも11月16日に行いました。  世界道路交通被害者の日は2005年の交通安全に関する国連決議により、「毎年11月第3日曜日に世界統一で道路交通犠牲者を追悼し、再発防止を願う日」とされたものですが、都内では、私が...

「世界道路交通被害者の日(ワールドデイ) 北海道フォーラム2019」に80人集う

これまでの世界中の犠牲者に黙禱  北海道交通事故被害者の会主催の標記フォーラムは、11月16日(土)、札幌市の「かでる2・7」を会場に、80人が集い、交通死傷ゼロへの誓いを新たにしました。  最初に昨年道内で交通死された131人(1/1~11/12)をはじめ、これまでの世界中の犠牲者に黙禱を捧げまし...

2019/11/17 世界道路交通被害者の日キャンペーン(大阪)・大阪ミーティング開催

世界道路交通被害者の日キャンペーン(大阪)  毎年11月第3日曜日は「世界道路交通被害者の日」として、日本をはじめ、世界各国で交通被害に遭われた人を追悼し交通被害ゼロを目指す日です。  クルマ社会を問い直す会も大阪交通遺児を励ます会と共催で、高校生を含む7名のスタッフでキャンペーンを行いました。今回...

横浜カーフリーデー実行委員会 16年の活動に幕

 カーフリーデー(モビリティウイーク&カーフリーデー)は、クルマ依存社会が環境や生活にもたらす悪影響への反省から、クルマに頼らないまちづくりを進めようという主旨で、今から20余年前の1997年にフランスの都市で始まった取り組みです。そのうねりは世界に広がり、昨年は世界で3135都市が参加しています。...

交通システムルポ 地域の未来を描くライトレール~LRT建設工事が進む宇都宮市・芳賀町~

井坂洋士  去る2019年11月の土曜日、「横浜にLRT(エルアールティー)を走らせる会」さんが主催する宇都宮ライトレール(LRT)工事状況の見学会に、同会のご厚意により同行させていただいた。主催の同会と当日ご案内いただいた宇都宮ライトレール社の関係各位にはこの場を借りて御礼申し上げたい。本稿ではそ...

2013年12月発行第74号 事務局より

清水真哉 <人口減少する日本の将来>  リニア中央新幹線には様々な議論があるが、日本の人口減少という要素がどこまで考慮されているのか疑念がある。2027年に名古屋まで開通の予定であるが、2030年の日本の人口は今より一千万人少ない1億1,661万人、2045年に大阪まで開通したとしても、2048年の...

投稿日:2022年1月17日 更新日:

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