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名古屋市都心部の附置義務駐輪場の現状(4)

投稿日:2024年12月9日 更新日:

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ケース5:どこにあるのかわからない

せっかく駐輪場を用意したのですからたくさんのお客さんに使ってもらえばいいのに、と思うのですが、駐輪場がお店の入口からはまったく見えない場所にあるのに、わかりやすい案内を掲示していないお店がけっこうあるんです。

雑居ビルの入口の写真です。

写真11:この入口の奥に駐輪場行きのエレベーターがあるが外からはわからない

ビルの入口に掲げられた案内板の写真です。

写真12:裏口の窓に貼ってある案内表示の右下にごく小さな文字で「駐輪場有り」

階段下の倉庫の入口の写真です。

写真13: 1F奥の物置の前で見つけたのは「駐輪場は4軒となりの別のビルにあります」と書かれた小さな注意書き。
「別のビル」まで行ってみたが入口には案内板もなにもなかった。

ビルの構内案内図の写真です。

写真14:ファミリーマートの向かいの部屋が駐輪場なのだが、ビルの案内図では真っ白

ビル内に掲げられたフロアマップです。

写真15:100m離れたところに有料駐輪場があるのだが、案内はとくになし

そもそも、案内がなければ見つからないような場所に駐輪場があるということは、お客さんの動線から遠く離れているということですから、決して使いやすい駐輪場ではなく、案内さえあれば万事解決というわけにはいかないのですが、それにしたって全くないよりはましです。ぜひとも改善をお願いしたいところです。

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