横浜カーフリーデー クイズQ&A
プリントにしたクイズ10問です。答えはイロハからの3択式。
正解は最後に記してあります。意外にむずかしいという声あり!?
Q1 カーフリーデーって、どういう日?
イ)マイカーを使わないようにしようという日
ロ)みんなでクルマで出かけようという日
ハ)クルマは便利だと感謝する日
Q2 カーフリーデーをやっているまちは世界中にいくつある?
Q3 ある所へマイカーで行くか電車で行くかで、発生するCO2の量(1人につき)はどれくらい違う?
(CO2は二酸化炭素。ガソリンなどを燃やすと発生し、大気汚染や地球温暖化の原因になります。)
イ)マイカーだと電車の3倍発生
ロ)マイカーだと電車の7倍発生
ハ)マイカーも電車もほとんど同じ
Q4 クルマ50台が信号待ちで3車線の道路にとまっています。この空間に、自転車なら何台とまれる?
Q5 クルマ社会になって地方の中小鉄道は利用者が減っているといいますが、全国合わせて1日にどれくらいの人が利用している?
Q6 地方の中小鉄道では、赤字のために廃線が続いています。2000~2016年までの間に、どれくらいの線路が消えた?
イ)8路線―約100km分
ロ)25路線―約300km分
ハ)39路線―約800km分
Q7 世界中で、1年間にどれくらいの人が交通事故で亡くなっている?
Q8 日本で交通事故で亡くなる人のうち、歩く人と自転車に乗る人の割合はどれくらい?
イ)合わせて3割くらい
ロ)合わせて5割くらい
ハ)合わせて8割くらい
Q9 昼間の交差点で、横断中の歩行者がクルマにはねられる事故、次のうち一番多いのは?
イ)右折車による事故
ロ)左折車による事故
ハ)直進車による事故
Q10 歩行者用信号が青のときは右折車も左折車もストップさせる「歩車分離信号」、日本では信号のうち何パーセントある?
イ)約4%
ロ)約8%
ハ)約32%
Q1の答え:イ
(解説)カーフリーデーは、マイカーが増えて大気の汚れや交通事故がひどくなったことを反省して、マイカーを使わず電車やバスをもっと利用したり、命や環境、地域の暮らしを大事にしよう、という日です。(参考:一般社団法人カーフリーデージャパンホームページ)
Q2の答え:ハ
(解説)カーフリーデーは20年前にフランスのまちで始まり、今ではヨーロッパを中心に世界で2,427のまちが参加しています。日本は12のまち(2017年)が参加予定。もっと増えるといいですね。
日本で参加予定のまち(2017年)
仙台、松本、福井、金沢、さいたま、横浜、逗子、豊橋、大阪、京都、高松、那覇
(参考:一般社団法人カーフリーデージャパンブログ)
Q3の答え:ロ
(解説)マイカーにのると、電車(鉄道)の約7倍のCO2が、また、バスの約2倍のCO2が発生してしまいます。外出のときはなるべく電車やバスを使おう!
(参考:国土交通省、2015年度数値 1人が1km移動するときに排出されるCO2量の比較。自動車は利用者への調査をもとに、鉄道・バスは国内鉄道の利用実績をもとに、平均的数値を算出したもの。)
Q4の答え:ハ
(解説)道路上でクルマ50台がとまる空間に、自転車なら約450台とまれます。自転車は場所をとらず、CO2排出量はゼロ。健康にもプラスになる乗り物です。
(参考:長野県松本市ノーマイカーデー推進会議パンフレット)
Q5の答え:ロ
(解説)全国の中小鉄道を合わせると、1日100万人以上の人が利用しています。地域のたくさんの人々の生活を支え、旅人の足としても欠かせない、重要な公共交通です。
(参考:国土交通省 鉄道統計年報及び鉄道局調べ、平成27年数値)
Q6の答え:ハ
(解説)地方の中小鉄道は、最近16年間で39路線、771.1km(東京駅から広島県の福山駅あたりまでの長さ)が消えてしまいました。子どもや学生、お年寄り、病気の人などがたいへん不自由しています。地域の過疎化も進んでしまいます。(参考:国土交通省統計)
Q7の答え:ハ
(解説)世界中で約125万人もの人が、交通事故で命を落としています。日本でも毎年6000人近い人が犠牲になっています。自動車は便利だけど危険な乗り物でもあるのです。
(参考:世界保健統計2016年版。日本の交通事故死者数は、2011~2016年の事故後1年以内の死者数合計)
Q8の答え:ロ
(解説)日本では、交通事故で亡くなる人のうち歩行中と自転車利用中の人の割合が、約半数(5割)にのぼります。安全に歩ける歩道や自転車のための道が少ない、クルマが多すぎることなどが原因です。
(参考:内閣府「交通安全白書」平成29年版)
Q9答え:イ
(解説)昼間、横断歩行中に死亡した人のうち6割は右折車、1割は左折車、2.5割は直進車によってはねられています。右・左折車による歩行者の事故をなくすには、歩行者用信号が青のときは右折車も左折車もストップさせる「歩車分離信号」にすることが有効です。
(参考:交通事故総合分析センター「イタルダ インフォメーションNo.100」)
Q10の答え:イ
(解説)歩車分離信号は、全国の信号機のうちまだ4.3%(約8900基)です。歩車分離信号にすると、人と車の事故を7割減らせるという報告があり、警察でももっと増やしたいと考えています。右折車や左折車が多くて事故が心配な交差点は「分離信号にして」と、地域の警察に頼んでみましょう。(参考:警察庁2017年3月末数値)