岡田百合香(世話人)
2024年10月3日・4日に福井県敦賀市をメイン会場として開催された第11回自転車利用環境向上会議in若狭・敦賀に参加しました。
その際の様子を簡単に報告いたします。
昨年に続いてクルマ社会を問い直す会としてポスター発表を行いました。テーマは自転車に関連した内容である必要があるため、今年4月の総会時に開催された宮田浩介氏による講演&対談会「子どもが幸せに育つまち:サドルの上から見た交通」の内容をまとめました。
当会からは、私(岡田)に加え、青木勝さん(共同代表)、里見岳男さん(世話人)が発表者として参加し、会議の運営メンバーである小路泰広さん(会員)にもお手伝い頂き大変心強かったです。また会報を見て、北陸地域在住の当会会員も参加してくださり、貴重な会員同士の交流の場にもなりました。
主催者発表によれば、全日程において全国から過去最多の518名が参加したとのことで、ポスター発表の会場も多くの人が活発に意見交換をするにぎやかな場となっていました。
当会のポスターの前で足を止めた方には会報をお渡しするなど、会のアピールも積極的に行いました。
ポスター内にある「交通は社会のあり方の写し鏡である」という表現に強く賛同してくださった専門家(交通領域の知識人)の方もおり、頑張って作った甲斐がありました。
台湾の国交省に相当する部署の方々と名刺交換をするチャンスもあり、「台湾でもクルマ優先社会は大きな問題となっており、地域によっては子どもが自転車で自由に外出することが難しかったり、学校への登下校は交通事故防止のため親の送迎が基本となっている」といった話を聴くことができました。
このような形で、様々な交通問題に関わる団体・個人に当会を知ってもらい、つながりを持てたのは意義のあることだと思います。今後も定期的・継続的に当会の名前で何かしら発表や会議・学会への参加をしていければと思います。