私どもは、市民活動組織「クルマ社会を問い直す会」と申します。95年に発足し、会員は全国に約350人おります。交通事故、自動車排ガスによる大気汚染、安全な歩行空間や子どもの遊び場の消失、まちの崩壊、公共交通の衰退など、クルマ優先社会のひずみを問い、人間としてあたり前の「安全に、健康に、自由に生きる権利」を求めて、行政への要望や提言、学習会やシンポジウム、写真展などの開催、関連団体への参加や支援などの活動を行なっています。
さて、本会では4年前から日本母親大会においてクルマ問題をテーマとした分科会を担当しております。今年は「安心して歩ける暮らしやすいまち、きれいな空気のまちを―かえていこうクルマ依存社会」をテーマに、クルマ依存から抜け出すために市民にできる方策を建設的に話し合いたいと思っています。暮らしの中でクルマの問題で悩んでおられる方、改善の方法を考えておられる方、実際に行政と交渉を進めておられる方など、広く皆様のご参加をお待ちしております。
助言者には、東京大気汚染公害裁判弁護団としてご活躍の弁護士さんをお迎えします。大気汚染はもとより、交通事故等の問題についても幅広いご経験とご見識をお持ちの方です。
分科会には、母親でなくとも老若男女どなたでも参加できます。ぜひご参加いただきたく、ご案内申し上げます。
第46回日本母親大会 クルマ問題分科会
テーマ:「安心して歩ける暮らしやすいまち、きれいな空気のまちを―かえていこうクルマ依存社会」
日時 :2000年7月30日(日)10時~15時30分
場所 :明治大学リバティータワー14階1144教室
(東京・JR中央線または総武線御茶ノ水駅下車5分)
助言者:弁護士さん(東京大気汚染裁判弁護団)
参加費:2500円
母親大会チラシ
※この分科会や、クルマ問題に関するお問い合わせは、クルマ社会を問い直す会事務局(kstn@k.email.ne.jp)へご連絡ください。ご参加いただける方には大会のしおりなどをお送りいたします。
※日本母親大会は、46年前に戦争のない平和な社会を願って母親たちが起こした大会で、以来毎年1回、全国各地に場を移して開催しています。全体会と分科会があり、分科会は70を越すテーマが設けられ、全国から1万人前後の人々が集まって話し合います。事務局は、日本母親大会連絡会TEL:03-3230-1836です。
■■ 関連情報 ■■
1999年大会(愛媛)当日の地元新聞社説 報道日:1999.08.01