梅雨明けは間近と思われます。いかがお過ごしですか?
7月30日東京お茶の水で開かれる日本母親大会分科会は、会員が多勢参加の予定で、久しぶりに貴重な交流の機会になりそうです。
文化会議の方は母親大会に比べますと小規模で、今年は山形県鶴岡市と遠隔地なので多勢の参加は難しいと思いますが、状況をお伝えしたく、ご案内させていただきます。
問い直す会は第11分科会「子どもの健康と自然・環境・車社会」に参加します。問い直す会独立の分科会をもつ事ができたら参加者が少なくても、それはそれで大変意義があることだと思っていましたが、地元と中央の判断で子どもの健康と自然・環境に組み込まれた形に落ち着きました。
この分科会の報告者は3名で、問い直す会からは「道路交通の危険と分離信号の必要性について」Hさんに報告していただきます。地元からは小学校の養護教諭、保母の2名が、子ども達の健康と発達に関わる実態報告と子育てをしている親の意識の変化などを報告してくださいます。
分科会のまとめ役の方のお話しですと、親のなかには保母が外遊びや散歩の必要を言っても「どうして必要なのか、もっと他の有益なことをして欲しい」と言われる方もいて、地方も都市と共通の問題をかかえているようです。
問い直す会としては子どもの命と健康を守るという視点から
①子どもの通学路、交差点の交通事故の実態
②大気汚染と子どもの健康被害の実態と関連性
③子どもの発達のレベルを知り、過度の要求と責任を押し
つけないで安全教育より道路環境を変えよう
などを討議のなかで伝えたいと思っています。当日参加してくださる方にも是非積極的に発言していただきたいと思います。
私は子どもが成長する上で自分の足で歩くこと、自分の体や頭で自転車や公共交通を使って行動範囲を広げていく経験がとても大切だと感じていますが、はてどうしてかと問われるとその明確な答えが見いだせません。どなたか教えて下さい。分科会で討議の機会も持てたらと思っています。現場の先生や保母さんの実践からヒントが見つかるかもしれません。楽しみです。
Hさんの分離信号の運動から学ぶことも多いと思います。通学路の交差点を青信号で渡ったのにどうして息子は死ななければならなかったのか?その疑問と悲しみの中から信号機の「構造的」な問題に目を向け、訴えてこられました。最近総務庁官房長官室交通安全対策室より「分離信号」の資料提出依頼があったそうです。又、市議会で分離信号推進が可決されたり、とり上げられたりの動きも出ています。
まだ面識はありませんが中央世話人の方は子どもを守る会の健康委員会のベテランさんで、調整役として頼りがいがありそうです。地元世話人も報告者も大変意気込んでいらっしゃると聞きました。活発な討議がなされ、新しいつながりができることを期待しています。
S.K.
■■ 関連情報 ■■
日本子どもを守る会(子どもを守る文化会議主催団体) 団体紹介