福島のまちは、クルマにやさしいか、歩行者にやさしいか-診断します
福島タウンウォッチング
クルマ社会を問い直す会
第6回東北のつどい
と き:2001年6月16日(土)午後2時から5時まで
ところ:福島市平和通り 街なか情報広場「こらんしょ」2階
福島市本町4-4 平和通り・パセオ470交差点南東側
・024-526-4652
2時半頃から30分程度、福島市中心部をタウンウォッチング
して歩きます
「クルマ社会を問い直す会」は、今日のクルマ優先の社会を根本的に問い直し、人間のいのちと健康が真に大切にされる社会をめざして、1995年から活動している全国組織です。自動車事故によって、国内だけでも毎年1万人もの命が失われ、100万人もの負傷者を出していることは、ご存じのとおりです。特に、子どもやお年寄りをはじめとする、いわば“無防備”な歩行者が、歩道のない生活道路や、事実上クルマ優先の交差点、横断歩道などで、おおぜい“殺傷”されている現実に、私たちは胸を痛めています。クルマの大量生産・大量消費を促すようなモータリゼーション政策や、歩行者をないがしろにしたクルマ優先の道路行政など、今日の行政・制度のあり方に私たちは異議を唱えています。
マイカーの氾濫により、公共交通がどんどん不便になり、中心市街地の空洞化が各地で深刻な事態となっています。まちづくりを考える上で、クルマ問題の克服は避けて通れない課題となっています。
クルマ社会を問い直す会の「東北のつどい」は6回めを迎えますが、3回めから福島市の「こらんしょ」を会場に利用しています。目の前の平和通りでは、国土交通省が建設中だった地下駐車場が、この4月26日から供用を開始しました。この駐車場のためにバス停が移動させられるなど、「こらんしょ」はクルマ社会を考えさせる立地にあります。
今回は、これを機に福島市中心部を歩いて、道路・交通事情を診断してみることにしました。特に、普段この界隈を歩いておられる福島市民のみなさんのご参加をお待ちしています。