講演会
(参加無料)
通学路の交通事故を無くそう!
8月26日(日)10時~12時30分
つくばカピオ 2階リハーサル室
主催;つくば市民環境会議
「自家用車に依存しないまちづくりを考える会プロジェクト」
「クルマ社会を問い直す会」
後援;つくば市教育委員会
講演者・コメンテーター
東大阪市教職員組合書記長
毎日新聞東京社会部記者
クルマ社会を問い直す会副代表
大阪の池田小学校で児童8名が殺されたという痛ましい事件が発生し、政府や各地の学校で速やかに対策が取られました。なのに即死だけで毎年20名前後の子どもが通学路で殺されているのに、なんの対策も立てられていません。
つくば市の公立小中学校では、年間25~35件もの交通事故が発生しています。このような現状において、まず子供の通学路がどれくらい危険なのか、過去にどのような事故があったのか実態を調べること、そして事故が起こってしまわないうちに、できることから改善していくのが、子供たちを守る確実な方法ではないのでしょうか。ここではその第一歩踏み出す参考に、下記の講演をお願いしました。皆様のご参加をお待ち申し上げます。
「すべては子どもたちのためにー安全な通学路とやさしい街づくりをめざして」
ー大阪の教職員のとりくみからー
青信号の横断歩道を手をあげてわたっていた子どもが車にはねられるーこの「事実」は、私たち教職員がとりくんできた「交通安全教育」を根底から問い直す、厳しい問いかけとして突きつけられました。毎年多くの子どもたちが交通事故で生命を奪われている現実に、学校は、教職員はなにをなすべきなのか?大阪で始まったばかりのささやかなとりくみについてご報告します。
「これからの交通安全教育の動向」ー”歩行者よりもドライバーの教育”重視で問題は解決する?」
学校での「交通安全教育」に「未来のドライバーへの子どもを育てる」といった内容が導入されつつあります。そこには、運転免許の早期取得を促すことによって、モータリゼーションをさらに拡大しようという動きがみられます。クルマの総量が減れば、事故を減らす対策も手軽にできるはずです。クルマへの依存を最小限で済ませるようなまちづくりは今後、より重視されるべき内容ではないでしょうか。
これからの「交通」のあり方を考える教育を提起したいと思います。