クルマ社会を問い直す会は4月15日に総会を開催し、2022年度活動報告、決算および2023年度活動計画、予算を決定し、新年度体制を確認しました。
詳細については会報112号(6月末発行)でお知らせします。
今年度の会活動へのご参加、ご協力をよろしくお願いします。
総会で承認された2023年度活動計画です。
◆新年度の活動の基本方針
1) 人命優先、歩行者優先の道路交通政策を求める。
2) 人の移動の安全と平等、環境保全、地域活性に重要な公共交通網の推進政策を求める。
◆新年度の具体的活動テーマ
1) 自動車の安全走行、歩行者被害防止に関わる技術の開発と装備義務化を求める。
2) 自動運転の法制化動向を注視し、必要に応じて適宜行動する。
3) ペダルの踏み間違い問題対策として、事故防止装置の提案と普及に取り組む。
4) 運転免許制度を考える。
5) 歩車分離信号の普及に取り組む。
6) 最適な交差点構造について検討する。
7) 子どもにとって安全な道作りを考える。
8) 自転車利用について考える。
9) 地方ローカル鉄道・バスの問題に取り組む。
10) SDGs 持続可能な開発目標実現の上で重要な地球温暖化防止と自動車利用の関連を訴える。
11) クルマの所有と利用を減らすために、自動車関連税などの強化について検討する。
12) 交通犯罪の法解釈を考える。
◆問い直す会の基本的組織運営
1) 年4回の会報の発行。(6、9、12、3月)
2) Zoom利用によるミーティングの実施・運営。
3) メーリングリストの運営・情報意見交流の促進。
4) ホームページの運営・内容の整備。
5) ブログ「クルマ社会を問い直すブログ」、YouTube「人にやさしい道&交通」の内容拡充。
6) Facebook、Twitter、Instagramを会の情報発信に活用。発信登録者の増加と発言促進。
◆継続して行う活動
1) 国連が2005年に定めた国際デー「世界道路交通被害者の日」の啓発活動を行う。
「世界道路交通被害者の日」キャンペーンを大阪で開催する。
「世界道路交通被害者の日」の集い(東京)を会で後援する。
「世界道路交通被害者の日 北海道フォーラム」(札幌)を会で後援する。
2) 社会情勢に対応して声明、意見書、要望書、パブリックコメントなどの提出。
3) 講演会・学習会の開催(オンライン等を含む)。
4) 他団体との交流の促進。
◆実施をしたい活動
1) 地方でのミーティングの実施。
2) 会員同士の意見交換、会員による活動の活性化をはかる。
3) 主要政党への要望、面談申し入れ。
4) 自動車メーカー、自動車の安全装置メーカー、研究機関等との面談。