2024年10月3日(木)・4日(金)に福井県敦賀・若狭地域で開催される、第11回自転車利用環境向上会議にクルマ社会を問い直す会としてポスターセッションに参加予定です。
昨年の会議（宮城県仙台市）では、世話人の岡田が愛知県名古屋市の自転車専用道について（同じく世話人の里見岳男さんからの情報提供を元に）ポスターを作成し発表しました。会場では当会の会報やパンフレットを多くの参加者に配布することもでき、自動車依存社会とその弊害に問題意識を持つ個人・集団との関係づくりにおいて大変有意義であると感じました。
今年は2024年4月に開催された総会時の講演が自転車に関する内容であったため、講演・対談の内容をまとめてポスター形式で発表する予定です。
近郊にお住まいの方、またご都合のつく方はぜひ現地会場にてご一緒できますと幸いです。
第11回自転車利用環境向上会議in敦賀・若狭
開催日時：
10月3日（木）13：00～18：30
10月4日（金）9:00～
★ポスター発表は10月3日のみになりますのでご注意ください。
会場：プラザ萬象（福井県敦賀市東洋町1－1）
（ JR 敦賀駅 「西口」 から徒歩10分）
主催：若狭湾サイクリングルート推進協議会
協力：自転車利用環境向上会議全国委員会
※詳細は「自転車利用環境向上会議」のホームページから特設サイトでご確認ください。
https://www.fuku-e.com/wakacycle/feature/jcc-in-tsurugawakasa
＜当会のポスター発表内容概要（予定）＞
自動車依存社会とその弊害に問題意識を持つ市民団体「クルマ社会を問い直す会」では毎年4月に外部講師による講演会を行っています。
2024年は大学講師で自転車推進活動家の宮田浩介さんを招いて「子どもが幸せに育つまち：サドルの上から見た交通」というタイトルで開催しました(会場・オンライン併用で)。
「子どもの権利・視点」を軸に、自転車を中心としたまちづくりの意義、諸外国の事例に関するお話に続いて、当会会員の岡田（30代女性）との対談を行いました。対談は、「交通に関する議論の場で発言権を持つ人間の属性に大きな偏りがある」という宮田さんの問題意識から生まれた試みでした。結果として、これまで「自転車」「まちづくり」の議論において触れられなかった日本の教育、ジェンダー、労働環境といった交通以外の課題にも話がおよび、非常に意義深い対話となりました。
その内容をポスター形式で紹介します。参加される皆さんと共有し議論したいと思っています。
担当：岡田百合香（クルマ社会を問い直す会世話人）