会報119号に掲載されたものです。
嘗ての道
いつしか消えた
子らの声
いつしか消えた
子らの声
□
クルマ来て
道の端に
身を寄せる
□
登校列
クラクションで
蹴散らされ
幼子の
身体を覆う
排気ガス
身体を覆う
排気ガス
□
暗がりで
ヘッドライトが
目をつぶす
□
日々起きる
絶えることない
事故ニュース
(直)