会員による投稿

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「ガソリン値下げ」と自動車の社会的費用

井坂洋士上岡直見さんの著書『自動車の社会的費用・再考』(緑風出版、2022年5月刊)の台湾版(繁体字中国語版)が2024年10月に出版された(本誌3ページ参照)。そこには大きく『車輛覇權』という書名が付いているが、まさにそんな感じの事態が日...
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『突然「被害者遺族」となって… 〜9歳で生涯を終えた息子と共に歩む道〜』

西田 圭1. ご挨拶初めての投稿となります。私は北海道札幌市に居住しております西田圭と申します。本年6月より入会させていただきました。よろしくお願いいたします。まさか自分がこの会に入会し、このような投稿をするとは過去夢にも思っておりませんで...
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川柳 会報121号から

会報121号に掲載されたものです。道なかを歩けば警笛鳴らせられ□走り去る鉄の器にただ一人□アイドリング駐車場に靄かかり□立ち話走るクルマが邪魔をして□どしゃ降りにクルマが跳ねる水を浴び□あちこちの道には花がたむけられ(直)
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川柳 会報120号から

会報120号に掲載されたものです。自転車よ歩道も車道も嫌われて□水たまりクルマはね上げ去っていく□われ先と急ぐクルマの浅ましさ□爆音を空に響かせ得意顔□原因はクルマと言わない温暖化□歩きたいでも歩きたくない現在(いま)の道(直)
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サステイナブルな世界をつくろう!

林 裕之物価高が続いている現在、日本では減税の必要性が声高に叫ばれています。確かに生活必需品を含む物価の高騰は所得の低い人々などの生活を直撃しています。しかしこれは減税すれば解決する問題ではないと思います。減税をするには財源が必要です。必要...
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社会を劇的に変えたクルマとスマホとのアブナイ関係

小林和彦私は親族関連の所用で自宅のある山形市と米沢市をJRローカル線を利用して往復することが多い。そこで目にするのは高校生などの多くの若者たちが楽しく会話することよりも俯いた姿勢でスマホの画面を見つめている姿である。それゆえ私は彼らを「うつ...
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書誌の電子化と書店・図書館の役割 ~ 鉄道ジャーナル誌の休刊によせて

井坂洋士|  1  |  2  |  3  ||  次へ >『鉄道ジャーナル』誌が2025年4月発売の6月号をもって休刊することになった。本稿を執筆している2025年4月下旬に最終号が発売されたので、本稿が読者のお手元に届く頃にはもう続刊が...
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自転車の通行区分違反を取り締まる前に自転車道の整備・実質化を

木村護郎クリストフ自転車をはじめとする軽車両に対する反則金の額を規定する警察庁の「道路交通法施行令の一部を改正する政令案」のパブリックコメントで以下のような内容を提出しました。自転車の通行区分違反をなくすための方策として、反則金を課すなどの...
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川柳 会報119号から

会報119号に掲載されたものです。嘗ての道いつしか消えた子らの声□クルマ来て道の端に身を寄せる□登校列クラクションで蹴散らされ幼子の身体を覆う排気ガス□暗がりでヘッドライトが目をつぶす□日々起きる絶えることない事故ニュース(直)
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運転免許更新

神田 厚1月29日に、5年振りの運転免許更新に出掛けた。今から20年以上前。『クルマが優しくなるために』(杉田聡著:ちくま新書)を読み終えた日に、“自分の足としてのクルマは一生持たない“と決意したのだが、仕事や家族の介護などで必要になる可能...