会員の皆さんからの情報や出版社の情報などを参考にした、出版物の案内です。
新刊ではないけれどもお勧めの本(推薦高木久志)です。
『クルマを捨ててこそ地方は甦る』
著者:藤井 聡
出版社:PHP研究所
発売日:2017/10/13
言語:日本語
新書:216ページ
価格:新書946円
ISBN-10:456983695X
ISBN-13:978-4569836959
寸法:10.6×1.2×17.2cm
「私の町ではクルマが必需品」は勘違い!
気がついた都市は、もう変わり始めている。
日本人のほとんどが、田舎ではクルマなしには生きていけないと考えている。ゆえに、日本の地方都市は「クルマ」が前提になってできあがっている。
しかし、今、地方が「疲弊」している最大の原因は、まさにこの、地方社会が「クルマに依存しきっている」という点にある、という「真実」は、ほとんど知られていない。
本書では、そうした「クルマ依存」がもたらす弊害を理論的に明らかにした上で、富山市のLRT(ライト・レイル・トランジット)導入を中心とした「交通まちづくり」の例や、川越の歩行者天国、京都市の「歩くまち京都」の取り組み事例など多数の事例を参考に、「脱クルマ」を通して地方を活性化していく驚くべき手法を紹介する。 (出版社の紹介文より)
【目次より】
第1章 道からクルマを追い出せば、人が溢れる
第2章 クルマが地方を衰退させた
第3章 クルマを締め出しても、混乱しない
第4章 「道」にLRTをつくって、地方を活性化する
第5章 「クルマ利用は、ほどほどに。」 ── マーケティングの巨大な力
終章 クルマと「賢く」つきあうために