『歩行文明』
真鍋 博 著
中公文庫
1974年刊
180ページ
古い本ですが、本の題名に惹かれて購入しました。著者はイラストレーター、エッセイストでもあり、バイコロジーを提唱したり、ユックリズム運動に参加したり、文明批評的なエッセーでも知られています。
人が歩行をすることにおいて快適で楽しめる都市のあり方、道路の構造、クルマからの回避など、歩行者のための都市空間をテーマに、多角的に豊富なアイデアを提案しています。
*現在は絶版になっていますが、Amazonで、古本で購入できます。
目次より(小タイトルは省きます)
屋外生活民族
忘れられていた歩行
歩く日照権
廊下は静かに
歩行の科学
坂道のドラマ
迷路の魅力
通りという名の広場
祭りのある道
並木道のデザイン
燃える道・濡れる道
歩き都市の交通
歩行都市へ
(三田直水 鳥取県鳥取市在住)