■要望3:違反歴、事故歴のある者などに対して、自動車への事故未然防止装置取り付けや、保険料のペナルティーを課してください。
3-1:違反歴・事故歴のある者、運転に影響する病気を持つ者は、運転免許証をタッチしないとエンジンのかからない装置、および、ドライブレコーダーを装備した車両のみ運転可能とする制度を設けてください。
3‐2:さらに、飲酒運転歴のある者にはアルコールインターロック装置を、ペダル踏み間違い事故を起こした者にはペダル踏み間違い防止装置を、速度違反歴や一時停止違反歴のある者にはISA(制限速度を超えると警告を発する装置)を装備した車両のみ運転可能とする制度を設けてください。
3-3:違反歴、事故歴のある者は自賠責保険の保険料を違反歴・事故歴に応じて高くし、任意保険の加入を義務づける制度を設けてください。
■要望4:自動車教習所での教習・試験(第一種運転免許、第二種運転免許、仮運転免許の各希望者対象)に、安全運転の重要性をより具体的に認識させる内容を盛り込んでください。
4-1:頻発する対歩行者・自転車事故を防ぐため、以下の学習を取り入れてください。
a)歩行者・自転車と衝突時の、走行速度の違いによる相手への衝撃度(死傷被害度)の違いをシミュレータで学ぶ。
b)子どもの行動特性を理解させるため、小学低学年児が一人または複数で道路を歩く・横断する際の視野の状況、行動の特徴をシミュレータで学ぶ。子どもは予測できない行動をしやすいこと、運転者が細心の注意を払う責任があることを徹底指導する。
c)高齢歩行者や身体機能に障害のある人の立場を理解するため、介護・医療講習等で用いる疑似体験装具をつけての歩行体験を導入する。横断歩道のない場所でも歩行者の横断は状況により禁止されていないこと(道路交通法第12条、13条、14条、38条の2、71条の2)、一般道路では常に歩行者の存在を意識して走行する義務があることを徹底指導する。
4-2:事故の起きやすい以下の場面の学習を強化するよう指導してください。
a)夜間、雨天(濡れた路面)、積雪、霧、強風の場合の運転技能実習(シミュレータ使用。可能なら路上または教習所内で実施)。夜間のハイビーム使用の必要性の指導。
b)交差点右左折時、自転車の横を走る時、駐車場からの出入り時など事故が起きやすい状況について、運転技能実習の複数回実施を義務づけ、注意点を徹底指導する。
c)速度遵守意識を高めるため、速度違反による衝突事故の実態を学び、速度の目隠しテスト(スピードメータを塞ぎ、指示した速度で走行させる)を導入する。
ⅾ)車間距離遵守、一時停止遵守の重要性(人身事故の7割は「車間時間4秒以上」と「一時停止2度以上」で防止できる)、先急ぎのリスクを徹底指導する(参考/『交通事故防止の人間科学』)。
4-3:交通事故で人を死傷させることの重大性を認識させるため、「交通事故被害者遺族・交通事故で重度障害を負った人またはその家族・交通事故加害者」三者それぞれの講話(ビデオ)を聴き、その概要および感想文を書かせることを義務づけてください。
以上
パンフレット「車の運転と低血糖」

