台湾の歩行者権利促進団体【還路於民(Vision Zero Taiwan)】の皆さんと、意見交換をしました

台湾で出版された書籍「車輛覇權」の表紙です。

「車輛覇權」

上岡直見さんの著書『自動車の社会的費用・再考』の中国語版タイトルは『車輛覇權』――クルマに支配された社会が文字から浮かび上がる。日本で交通問題を学んだ理事の劉亦さんが、本書が発行された背景にあるクルマ社会の問題を解説している。

【還路於民】のみなさん

理事長/呉宜蒨(ウー・イーチェン)さん
理事/劉亦(リュウ・イー)さん(文筆家)
理事/廖怡理(リャオ・イーリー)さん(通訳、交通事故遺族)
廖延釗(リャオ・イェンジャオ)さん(交通事故遺族)
許家榮(シュー・ジャーロン)さん(カメラ担当)
呉柏磬(ウー・ボーチン)さん(大学生)
彭雨皓(ポン・ユーハオ)さん(大学生)
*通訳として協力参加/ヨウ・ボクさん

【還路於民】のみなさんの写真です。

右端が理事長の呉宜蒨さん、その奥が理事の劉亦さん、テーブル手前の女性が理事の廖怡理さん。8人全員が20~30代。

日本側の参加者

上岡直見さん/交通問題研究者、環境経済研究所代表
「クルマ社会を問い直す会」5名
足立礼子、岡田百合香、佐藤清志、小路泰広(以上世話人)、 井坂洋士(地域活動連絡係)

右端が理事長の呉宜蒨さん、その奥が理事の劉亦さん、テーブル手前の女性が理事の廖怡理さん。8人全員が20~30代。

●はじめに

上岡さんの司会進行のもと、理事の劉亦(リュウ・イー)さんが、「私達の協会は昨年、上岡先生の著書『自動車の社会的費用・再考』の中国語版を出版しました。今日皆さんと意見交換ができることが楽しみです」とあいさつ。続いて2人の方から以下の説明がありました。
(写真1~7、図1~3は「還路於民」提供)