2025年4月19日に開催された クルマ社会を問い直す会 総会で決議された活動計画です。
◆新年度の活動の基本方針
1)人命優先、歩行者自転車優先の道路交通政策を求める。
2)人の移動の安全と平等、環境保全、地域活性に重要な公共交通網の推進政策を求める。
◆実施をしたい活動
1)地方でのミーティングの実施。
2)会員同士の意見交換、会員による活動の活性化をはかる。
3)政党への要望、面談申し入れ。
4)自動車メーカー、自動車の安全装置メーカー、研究機関等との面談。
◆新年度の具体的活動テーマ
1)自動車の安全走行、歩行者被害防止に関わる技術の開発を見極め発信する。(担当:佐藤清志)
2)自動運転の法的・技術的動向を注視し、必要に応じて適宜行動する。(担当:佐藤清志、小路泰広)
3)運転免許制度を考える。(担当:足立礼子)
4)歩車分離信号への理解と普及に取り組む。(担当:佐藤清志)
5)子どもにとって安全な道作りを考える。(担当:岡田百合香、福田重樹、小路泰広、佐藤清志、上田晋一、里見岳男)⇒子どもの安全な移動に関して問題意識を持つ全国の保護者と繋がれるような仕組みづくり。SNS、サークルなど。また中座しているパンフレットや絵本のような制作物にも取り組みたい。
6)自転車利用環境について考える。(担当:小路泰広、稲見正博、里見岳男)
7)地方ローカル鉄道・バスの問題に取り組む。(担当:林 裕之)
⇒2025年度も各地のローカル鉄道やバス(BRTを含む)などの公共交通機関をとりまく状況についての認識を深め、その存続・活性化に向けた取り組みを検討したい。
8)SDGs持続可能な開発目標実現の上で重要な地球温暖化防止と自動車利用の関連を訴える。(担当:林 裕之)
⇒2025年度も地球温暖化防止と自動車利用の関連を訴え、地球温暖化防止に貢献できるように努力したい。
9)交通犯罪の法解釈を考える。(担当:足立礼子)
(総会で承認されたテーマは11でしたが、そのうち「クルマの所有と利用を減らすために、自動車関連税などの強化について検討する」「自動車本体および関連メーカーの製品検査改ざんについての批判」の2つは、総会後、提案者である安彦守人さんの申し出により削除しました。安彦さんは2、3、7の担当からも降りました。)
◆問い直す会の基本的組織運営
1)年4回の会報の発行。(6、9、12、3月)
2)オンラインによるミーティングの実施・運営。
3)メーリングリストの運営・情報意見交流の促進。
4)ホームページの運営・内容の整備。
5)Facebook、X、Instagramを会の情報発信に活用。発信登録者の増加と発言促進。
6)会員向けFacebookグループ運営。
◆継続して行う活動
1)社会情勢に対応して声明、意見書、要望書、パブリックコメントなどの提出。
2)講演会・学習会の開催(オンライン等を含む)。
3)国連が2005年に定めた国際デー「世界道路交通被害者の日」の啓発活動を行う。
「世界道路交通被害者の日」キャンペーンを大阪で開催する。
「世界道路交通被害者の日 北海道フォーラム」(札幌)に会として協力する。
「世界道路交通被害者の日」の集い(東京)を会で応援する。
4)他団体との交流の促進。
具体的活動テーマにご参加ください
今年度の活動計画に記した「具体的活動テーマ」9項目は、クルマ社会のさまざまな問題についての考えを深め、活動につなげていきたいということで、会員から取り組みたいと意思表示のあったものを記しています。 各テーマの活動は、そのテーマについて考え、調べ、話し合うことに始まり、具体的行動の提案や実施(たとえば要望書を出す、パンフレットを作るetc.)など、いろいろです。昨年度の活動の内容については、2024年度活動報告の「活動計画の具体的活動テーマの活動状況」をごらんください。 テーマごとに担当者名を記していますが(便宜上、世話人が多いです)、どなたでもご参加いただけます。ご希望のテーマがあれば、その担当者あるいは別の世話人でもかまいませんので、ご連絡をください。 また、Zoomで会合や学習会を開催することもありますので、どなたでも自由にご参加ください。★Zoomでの会合や学習会の開催は、ホームページ、会のメーリングリスト、会報で案内を出しますが、会報への掲載は日程的に間に合わない場合もあります。ホームページを定期的にご確認いただくか、できれば会のメーリングリスト(39ページ参照)にご参加をいただけると確実に情報が届きます。 |