会の活動 活動記録

2023年度活動報告

投稿日:2024年5月21日 更新日:

2024年4月20日に開催された クルマ社会を問い直す会 総会で決議された2023年度の活動報告です。


2023年4月15日 第29回総会開催。(東京都品川区「きゅりあん」にて。会場参加者15名。オンライン参加者13名)

2023年4月15日 講演会「生活道路を生活の場にする“ボンエルフ”を日本にも」(講師:薬袋奈美子さん/日本女子大学教授)開催。講演会後、意見交換会開催。

2023年4月16日 新世話人会開催。2023年度世話人13人の役割決定。
共同代表/青木 勝・足立礼子  事務局/小島 啓 里見岳男  会計・名簿管理/青木 勝
渉外/佐藤清志、岡田百合香  会報作成/林 裕之、足立礼子、高木久志、大貫華織
会報発送、冊子管理/青木 勝  ホームページ管理/冨田悦哉、里見岳男
メーリングリスト管理/安彦守人、冨田悦哉  SNS管理/榊原茂典、安彦守人、冨田悦哉、上田晋一、岡田百合香   ブログ作成・管理/平間健嗣(地域活動連絡係)
オンラインミーティング/青木 勝   写真・データ管理/上田晋一
「政産官学」の動向収集と把握/佐藤清志、榊原茂典、安彦守人
これ以降、毎月1回、オンライン世話人会を開催。

2023年6月6日 『Eテレ「キキとカンリ」の「道を歩くときのキケン」についての意見』をNHK番組担当責任者に送付。7月に番組担当責任者より、おおむねの理解と番組の立場を説明した回答があった。

2023年7月6日 具体的活動テーマについてのキックオフ会員ミーティングをオンラインにて開催。12人参加。

2023年7月10日 『横断歩道のない場所を横断する歩行者を非難する報道について、再考を求める意見』をテレビ局10社、新聞社3社に送付。関西テレビ報道局報道センターより、理解を示す回答があった。

2023年7月30日 オンライン学習会&ミーティング「車から公共交通への移行に必要な経済的施策とは~走行距離課税で地方ユーザーの負担は増えるのか?~」開催(講師:小島 啓/会員・世話人、元自動車メーカー勤務)を開催。

2023年7月31日 『地方鉄道の路線維持と活性化への施策を求める意見書』を国土交通大臣および同省鉄道局長宛に送付。

2023年11月3・4日 「第10回自転車利用環境向上会議in仙台・名取」(宮城県仙台市・名取市にて開催)に、クルマ社会を問い直す会・パンフレット制作チームの名前でポスター発表参加(岡田百合香さん/会員・世話人)

2023年11月6日 『危険運転致死傷罪等の刑罰のあり方について、交通事故削減の観点から望むこと』を自由民主党危険運転致死傷罪のあり方を検討するプロジェクトチーム座長、平沢勝栄議員宛に送付。

2023年11月11日 オンライン学習会&ミーティング「地方における公共交通の問題を考える」開催(講師:林 裕之/会員・世話人、高校講師、元高校教諭)

2023年11月18日 「世界道路交通被害者の日・北海道フォーラム2023」を開催(主催/北海道交通事故被害者の会、協力/クルマ社会を問い直す会)

2023年11月19日 「世界道路交通被害者の日」キャンペーン㏌大阪」を開催(主催/クルマ社会を問い直す会・大阪交通遺児を励ます会)

2023年12月23日 『危険運転致死傷罪等自動車運転処罰法のあり方について、交通事故削減の観点から望むこと』を法務大臣宛に送付。

2023年1月31日 認定NPO法人サービスグラントに、会の活動について相談申し入れ

2024年2月21日 『公共交通の利用推進等のため、駐車料金のあり方の検討を求める要望』を国土交通大臣、経団連会長、経済同友会代表、日本商工会議所会頭、日本ショッピングセンター協会会長、日本百貨店協会会長宛に送付。懇談申し入れ。

2024年2月21日 『自動車保険料の従量化に関する要望』を金融庁長官、日本損害保険協会宛に送付。懇談申し入れ。

2023年3月11日 認定NPO法人サービスグラントの「プロボノプロジェクト」に会の活動への助言を受けるためのオンライン2次審査を受ける(1次審査はメール送付)。

2024年3月17日 オンライン学習会&ミーティング「交通事故対策要望案について」開催(担当:足立礼子/世話人、小島 啓/世話人)

●会報発行

112号、113号、114号、115号を発行(担当:林 裕之、足立礼子、高木久志、大貫華織)

●活動計画の具体的活動テーマの活動状況

1) 自動車の安全走行、歩行者被害防止に関わる技術の開発と装備義務化を求める。
(担当:佐藤清志) ⇒情報収集、検討中。

2) 自動運転の法制化動向を注視し、必要に応じて適宜行動する。(担当:榊原茂典)
⇒情報収集段階。注目情報として23年度からレベル4の自動運転が許可されたが、接触事故が1件発生との報道があった。レベル5に進むにあたって省庁縦割り体制に問題があるとの報道も見られた。

3) ペダルの踏み間違い問題対策として、事故防止装置の提案と普及に取り組む。
(担当:南平次、小島 啓)⇒情報収集、検討中。

4) 運転免許制度を考える。(担当:足立礼子、安彦守人)⇒情報収集、検討中。

5) 歩車分離信号の普及に取り組む。(担当:佐藤清志)

6) 最適な交差点構造について検討する(担当:小島 啓)⇒最適な交差点構造(会報111号の投稿参照)についてミーティング等を検討中。

7) 子どもにとって安全な道作りを考える。(担当:岡田百合香)⇒会議にて検討中。

8) 自転車利用について考える。(担当:冨田悦哉、稲見正博、小路泰広)
⇒担当が各個に活動しており、会としての活動を展開するに至っていない。

9) 地方ローカル鉄道・バスの問題に取り組む。(担当:林裕之、安彦守人、小島 啓)
⇒⒜23.7.31「地方鉄道の路線維持と活性化への施策を求める意見書」を国交省に提出(会報113号参照)。(林)
(b)23.11.11オンライン学習ミーティング「地方における公共交通の問題を考える」を実施(会報115号参照)。(林)
(c)地方ローカル鉄道・バスの問題(運転手不足)について会報114号に投稿。(小島)
(d)バスの速達性改善について会報115号に投稿。(小島)
(e)宇都宮LRT、秋田内陸縦貫鉄道、千葉の久留里線に実地乗車。今後のМL投稿や会報
原稿の素材にしたい。(安彦)

10) SDGs 持続可能な開発目標実現の上で重要な地球温暖化防止と自動車利用の関連を訴える。(担当:林裕之)
⇒9の(⒜(b)に同じ。

11) クルマの所有と利用を減らすために、自動車関連税などの強化について検討する。
(担当:小島 啓、安彦守人)
⇒クルマの所有と利用を減らすために、自動車関連税などの強化、走行距離課税等について会報112号に投稿。23年7月にオンライン学習ミーティングを実施(会報113号参照)。(小島)

12) 交通犯罪の法解釈を考える。(担当:足立礼子)
⇒23年11月、被害者ご遺族(非会員)の訴えにより自由民主党内に危険運転致死傷罪のあり方を検討するプロジェクトチームができたことを機に、会としての意見書を同チーム座長平沢勝栄議員に提出(会報114号参照)。12月、上記とほぼ同じ意見書を法務大臣に提出(会報115号参照)。

●「クルマ社会を問い直すブログ」公開記事

2023年3月9日 「命と安全を守る「歩車分離信号」とは―必要性と普及への課題―(作成:長谷智喜)
2023年7月5日 「ドイツ、ライプツィヒの町と交通事情―クルマ中心社会からの脱却をめざして―」(作成:木村護郎クリストフ)

●ホームページ、ブログ、SNS

(断りのないものは2024年2月の1か月間実績)
1)公式ホームページ 表示回数3044 訪問者数1950人。
2)「クルマ社会を問い直すブログ」表示回数969 訪問者数743人。(2023年7月を最後に新規記事なし)
3)YouTubeチャンネル「人にやさしい道&交通」チャンネル登録者数15人。(2021年8月を最後に新規記事なし)
4)ブログ「脱クルマフォーラム」2023年3月23日に終了。
5)ブログ「歩行者への道」2023年3月23日に終了。
6)X(旧Twitter) ツィート数584件 フォロワー数453人 総閲覧者数250,251人(2023年3月~24年2月)。
7)Facebookページ (2024年3月5日以前の28日間)投稿のリーチ数531 フォロワー数 307人。
8)Instagram 投稿数38(2023年3月~24年2月) フォロワー数 75人(1年で20増加)。年間投稿数17。

会員の活動(会報に報告されたもの、本人から報告のあったもの)

・週2、3回、近所の小学校の児童登校時間に、通学路の信号機のない横断歩道などのパトロールを実施。車の危険を物語るガードレール等の破損個所なども調べて市役所などの自治体、警察等へ伝えている。(平得 忠/沖縄県宜野湾市)

・隔月で「交通事故事件被害者遺族の語らい」を実施している。(高木久志/福岡県福岡市)

・毎年2月、3月、8月に福岡県内の公共施設10ヶ所において「ミニ生命のメッセージ巡回展」(交通事故事件関連被害者のパネル展)を実施している。(高木久志/福岡県福岡市)

・2023年8月 北海道札幌市内の歩車分離信号群を視察し、「北海道交通事故被害者の会」代表前田敏章さんとともに、北海道警察本部の担当官の方々と面談して話を伺う(会報114号に報告)。(長谷智喜(命と安全を守る歩車分離信号普及全国連絡会会長)/東京都八王子市)

・2023年11月 鳥取市内の市道の十字路に、市道路課に2年前から要望していたハンプが設置された。それに伴い、周辺区域一帯が「ゾーン30プラス」に指定された(会報115号に報告)。(三田直水/鳥取県鳥取市)

・2024年3月 国土交通省の「法人タクシー事業者による交通サービスを補完するための地域の自家用車・ドライバーを活用した有償運送の許可に関する取扱い」 に係るパブリックコメントについて、意見を提出。(井坂洋士/神奈川県川崎市、榊原茂典/東京都杉並区、冨田悦哉/東京都世田谷区、足立礼子/東京都三鷹市)

2024年度活動計画

2023年度決算報告

2024年度(第30回)クルマ社会を問い直す会 総会を開催しました

 

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