会報・発行物

会報より『事務局より』

2009年4月発行第55号 事務局より

清水真哉 昨年11月4日、アメリカ大統領選と同時にカリフォルニア州では、サンフランシスコ、ロサンゼルス、サンディエゴなどをつなぐ高速鉄道建設のための債券発行の是非を問う住民投票が行われ、賛成票が過半数を超えたそうです。 一方、この日選出され...
会報より『代表より』

2009年4月発行第55号 代表より

杉田正明 世界的に自動車産業の減産が報じられています。クルマ社会を問い直す会の会員としては、クルマの減産は喜ばしいことです。しかし、他方で派遣切り、雇用削減のニュースに対しては、困ったと感じます。 今回の世界的な不況からの回復は、このままで...
会報より 記事セレクト

絶句の東京外環道路計画

足立礼子 昨年春に三鷹市に越してきて、遅まきながら少しずつ東京外環道路計画の全体像が見えてきましたが、その無謀さに絶句の思いです。もう事業化寸前のところに来ているのですが、いろいろな方面(行政・議会や議員報告・反対運動団体など)の情報をもと...
会報より 記事セレクト

大阪・堺市の路面公共交通プロジェクト見聞記

大阪・堺市の路面公共交通プロジェクト見聞記藤村健一郎(都電網研究会・非会員)はじめに 私たち都電網研究会では、去る2008年の11月、大阪の堺市にトラムをはじめとする路面公共交通と、それを取り巻く「交通まちづくり」について、2日間に渡り視察...
会報より 記事セレクト

クルマの外部不経済への対応-クルマ過剰依存社会からの脱却のための制度作り-

杉田正明0.脱クルマの必要性この論考では「クルマ過剰依存からの脱却」をもって「脱クルマ」と略称する。地球温暖化の抑止が人類の最重要課題となっている。我が国においては排出温室効果ガスの95%を化石燃料由来CO2が占めているが、その排出源の19...
会報より『事務局より』

2009年1月発行第54号 事務局より

清水真哉 「カーチェイスは禁止に!」 去る11月14日、愛知県岡崎市の交差点で、白バイに追跡されていた車が軽乗用車と衝突し、軽乗用車に乗っていた赤ちゃんが死亡しました。由々しき問題で、警察の責任が厳しく追求されなくてはなりません。警察による...
会報より『代表より』

2009年1月発行第54号 代表より

杉田正明 本会報で別に報告した「環境・交通・まちづくり市民フォーラム」で筑波大学講師の谷口綾子さんが「モビリティマネジメントとは」と題して講演されました。 谷口さんは、交通を巡る社会的ジレンマの解決について、2つの方略、すなわち「構造的方略...
会報より 記事セレクト

自賠責保険

全国交通事故遺族の会 副会長 戸川孝仁 プロローグ6月28日(土)、「クルマ社会を問い直す会」6月度月例ミーティングに、全国交通事故遺族の会として招かれて、ドライブレコーダーと自賠責保険についてのミニ説明会をさせていただきました。「クルマ社...
会報より『事務局より』

2008年10月発行第53号 事務局より

清水真哉 著名なイラストレーターである真鍋博氏に、『歩行文明』(中公文庫・絶版)という1974年に最初に出版(PHP研究所)された著作がある。現在、版元での入手が出来ないので古本をインターネットで入手して、この夏に読んだ。 クルマ社会の問題...
会報より『代表より』

2008年10月発行第53号 代表より

杉田正明 前回会報配布時にお届けした『脱クルマ、その課題の広がり』では、クルマ社会の主な問題を4つに絞って考察しました。会報の今号で、私の近所の「関さんの森」土地収用を巡る動きについて簡単な報告しましたが、クルマのための道路が自然環境・緑の...