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大阪・堺市の路面公共交通プロジェクト見聞記

大阪・堺市の路面公共交通プロジェクト見聞記藤村健一郎(都電網研究会・非会員)はじめに 私たち都電網研究会では、去る2008年の11月、大阪の堺市にトラムをはじめとする路面公共交通と、それを取り巻く「交通まちづくり」について、2日間に渡り視察...
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クルマの外部不経済への対応-クルマ過剰依存社会からの脱却のための制度作り-

杉田正明0.脱クルマの必要性 この論考では「クルマ過剰依存からの脱却」をもって「脱クルマ」と略称する。 地球温暖化の抑止が人類の最重要課題となっている。 我が国においては排出温室効果ガスの95%を化石燃料由来CO2が占めているが、その排出源...
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自賠責保険

全国交通事故遺族の会 副会長 戸川孝仁 プロローグ6月28日(土)、「クルマ社会を問い直す会」6月度月例ミーティングに、全国交通事故遺族の会として招かれて、ドライブレコーダーと自賠責保険についてのミニ説明会をさせていただきました。「クルマ社...
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戦後日本の運輸交通政策と自転車通行ルールの変遷

渡辺 進 戦後の日本産業の驚異的な復興は、B29による全国的な爆撃を受けて破壊された鉄道網の再建と酷使によってはじめて成し遂げられたといわれています。もともと鉄道は明治以降の日本経済発展のバックボーンでした。しかしその後、駐留米軍の強い要請...
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ドライブレコーダー

全国交通事故遺族の会 理事 片瀬邦博1.ドライブレコーダー開発の経緯 平成6年8月3日夜に当時19歳の私の長男がバイクで塾から帰る途中交通事故に遭い亡くなりました。片側二車線、直線で明るい交差点での事故でした。赤信号で停止し青信号に変わり発...
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洞爺湖サミットを迎えるに当たって (地球温暖化防止のために)

杉田正明 本会報が皆さんのお手元に届けられる頃にはサミットは終わっているはずですが、執筆時の5月末時点で私の考えるところを述べます。クルマのもたらす大きな弊害の1つが地球温暖化・気候変動です。CO2の運輸部門からの排出量はわが国では2割を占...
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ガソリン税国会に寄せて

清水真哉 この三月末をもって道路特定財源の現行の暫定税率を定めた租税特別措置法の規定が失効することから、参議院で多数を持つ民主党は、暫定税率を廃止して道路特定財源は一般財源化することを主張し、衆参捩れ状態にある国会において与野党は全面対決す...
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日本の自動車関連税制 〜自動車課税の意義を考えてみよう〜

井坂洋士日本の自動車関連税制 〜自動車課税の意義を考えてみよう〜(PDFファイル)1.今なぜ自動車税制について考えるのか日本国内では、2007年の暮れに『民主党税制改革大綱』(※1)が発表されて以降、自動車関連税制がにわかに注目を集めはじめ...
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「スローライフ交通教育」をめざして(下)

生命尊重のくらし方と結合した交通社会と交通教育の創造を「スローライフ交通教育」をめざして(下)前田敏章 生命尊重のくらし方と結合した交通社会と交通教育の創造を 「スローライフ交通教育」をめざして(下)(PDFファイル)III 現行の「交通(...
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調査報告寄稿「歩車分離信号の国、イギリスを視察して」

調査報告寄稿歩車分離信号の国、イギリスを視察して長谷智喜調査報告寄稿 歩車分離信号の国、イギリスを視察して(PDFファイル)1.日本とイギリスの交通事故の現状 日本における2006年の交通事故による死者は6,352名(24時間統計)で、近年...